愛すべきロクデナシたち
地元札幌からはなれ、早数年。
地元への未練はたくさんあるが、戻るまいと今日までに至る。
タイトルの「愛すべきロクデナシ」とは自分を含めファンキーで欠点ばかりな仲間たちの事で、友人にはいわゆる「社会不適合者」がおおい。
特段夢をおったわけでもなく、それに破れたわけでもなく、何にも熱くなれずに、酒と音楽を愛して毎晩のように飲み明かしているやつらだ。
そいつらとのひと時が俺の20代前半の記憶だ。
楽しい思い出は、彼らとの色とりどりの日常がほとんどである。
誰もがその時を永遠に続けていければよかったと願っていたが、
将来への恐れや、求める展開によって離れ離れになってしまった。
楽しい仲間たちにも「現実パンチ」は胸の奥に突き刺さるのだ。
地元に残るもの、新天地を求めるもの、新しい仕事を始めるもの、職につかずやくざ
に生きるもの、逮捕されるもの、結婚したもの、離婚したもの。親になるもの、子を
捨てるもの。
いろいろいる。でも何があってもオーケーなんだ。
友達だから。帰る場所は確かにそこにある。
そして、ここからは俺の夢にもつながる話だ。。。
経済面にとらわれた話ではなく何においても自由であることを成功をとし、目標を定めたのが3年前。
最近、目標が漠然としすぎている事にふと気がついた。
俺が本当にしたい事、欲しいもの。
いったい何なんだろう。
いまだに明確に答えは出ていないんだけど。
欲しいものが一個だけ見つかった。
「あの頃をとり戻す」
気付いた瞬間に頭がすっとした。
第一位はモノじゃなかったみたいだ。
活力がわくってこういうことなんだな。
試練の道中は始まったばかりで
一人では無理かもしれない。限界があるかもしれない。
それでも、俺らの捻れた青春はもっと活き活きしていたし、勘違いでも世界の中心は
俺らで回していると怖いものなしだった。
刺激ある幸せに満ち溢れていたんだ。
現実にうそぶき将来を不安視する位なら、さっさと将来を決めてあの頃に戻ろう!!
俺が決めてやる!!
Seize the Day!!